2023年10月16日 / 最終更新日時 : 2023年10月16日 staff@maintenance

ミディ胡蝶蘭とは？特徴や魅力・選び方を紹介

贈答品として選ばれることが多い胡蝶蘭には、さまざまな種類が存在します。胡蝶蘭を贈る際は、相手の状況や贈答シーンに合わせて適切なサイズを選ぶことが重要です。今回は、ほどよいサイズ感の「ミディ胡蝶蘭」について、特徴や魅力、選び方を紹介します。

1. ミディ胡蝶蘭とは？
2. ミディ胡蝶蘭の魅力
2-1. カラーや種類が豊富に揃う
2-2. 程よいサイズ感でギフトにもオススメ
2-3. お手入れが簡単で育てやすい
2-4. 大輪胡蝶蘭に比べてお手頃な価格帯
3. ミディ胡蝶蘭の選び方
4. ミディ胡蝶蘭の基本的な育て方
3-1. 置き場所
3-2. 水やり
3-3. 肥料
3-4. 植え替え方法
5. ミディ胡蝶蘭の購入は種類が豊富な「らんや」がおすすめ

1. ミディ胡蝶蘭とは？

ミディ胡蝶蘭とは、胡蝶蘭を花の大きさ別に分けたときに、もっとも小さい種類に分類されるサイズです。ミディ胡蝶蘭の定義や呼び方はお花屋さんにより異なる場合もありますが、「らんや」では次のように分類しています。

種類	花の大きさ	サイズ
厳選胡蝶蘭オレアル	14cm以上	横幅65～75cm程度高さ90～100cm程度
大輪	13cm程度	横幅45～55cm程度高さ90～100cm程度
中輪	8cm～12cm程度	横幅40～50cm程度高さ55～65cm程度
ミディ（ミニ）	3cm～8cm程度	横幅25～35cm程度高さ25～35cm程度

ビジネスシーンでは、大輪胡蝶蘭や中輪胡蝶蘭が贈られることが多いです。しかし、大輪胡蝶蘭も中輪胡蝶蘭も、ある程度の置き場所が必要になります。一方、ミディ胡蝶蘭であれば横幅は25〜35cm程度、高さは25〜35cm程度と置き場所を選ばず飾れるため、プライベートなプレゼントや自宅用、お土産用として人気です。

2. ミディ胡蝶蘭の魅力

ミディ胡蝶蘭の魅力としては、次の4点が挙げられます。

●カラーや種類が豊富に揃う
●程よいサイズ感でギフトにもオススメ
●お手入れが簡単で育てやすい
●大輪胡蝶蘭に比べてお手頃な価格帯

一般的な大輪胡蝶蘭や中輪胡蝶蘭と比べて、ミディ胡蝶蘭はプライベートな贈り物として最適といえるでしょう。それぞれの詳細は次のとおりです。

カラーや種類が豊富に揃う

ミディ胡蝶蘭は、カラーや種類が豊富に用意されています。一般的な贈答品で用いられる大輪胡蝶蘭の多くは白色かピンク色で、見た目もサイズ以外は似通っています。一方、ミディ胡蝶蘭は白色やピンク色のほかに、オレンジ色や黄色、赤色の花もあることが特徴です。

程よいサイズ感でギフトにもオススメ

ミディ胡蝶蘭は、横幅が25〜35cm程度、高さは25〜35cm程度とサイズが小さいため、プライベートなギフトとしても優れています。玄関やテーブルに置いても邪魔にならないサイズのミディ胡蝶蘭は、誕生日プレゼントや新築祝いなどにもオススメです。

お手入れが簡単で育てやすい

ミディ胡蝶蘭は花や株のサイズも小さく、お手入れが簡単で育てやすいです。水やり頻度も1週間〜10日に1回程度なので、贈り先の負担にもなりにくいといえます。

大輪胡蝶蘭に比べてお手頃な価格帯

大輪胡蝶蘭に比べてお手頃な価格帯であることも、ミディ胡蝶蘭の魅力です。

種類	相場
大輪胡蝶蘭	15,000円～60,000円程度
ミディ（ミニ）胡蝶蘭	5,000円～17,000円程度

花の数や本立にもよりますが、大輪胡蝶蘭は数万円程度する場合も少なくありません。ミディ胡蝶蘭であれば1万円前後で購入できますから、個人的なギフトとしてもお手頃な価格帯です。

3. ミディ胡蝶蘭の選び方

ミディ胡蝶蘭を選ぶ際は、「本数」「色」の2つの視点を気にするといいでしょう。

本数で選ぶ

ミディ胡蝶蘭は、鉢に植わっている本数によって価格が変わります。本数が多ければ多いほど華やかですが、その分、価格も高くなります。ギフト用として贈る場合は、相手に気を遣わせないために価格にも注意しなければなりません。見た目の華やかさと、贈答シーンに合わせた価格を考慮して本数を選びましょう。

色みで選ぶ

ギフトとしてミディ胡蝶蘭を贈る場合は、相手の好みに合わせましょう。一般的な胡蝶蘭にはない、オレンジ色や黄色のお花を選べることも、ミディ胡蝶蘭ならではの魅力です。

4. ミディ胡蝶蘭の購入先

ミディ胡蝶蘭の購入先としては、店舗やネット販売などさまざまな選択肢があります。店舗であれば実物を確認してから買えますが、普通のお花屋さんだとミディ胡蝶蘭のラインナップは多くありません。ネット通販であれば、豊富なラインナップの中からお好みの胡蝶蘭を選べるためオススメです。

5. ミディ胡蝶蘭の基本的な育て方

ミディ胡蝶蘭の基本的な育て方としては、次の5つのポイントを意識しましょう。

●置き場所
●水やり
●温度管理
●肥料
●植え替え方法

それぞれの詳細は次のとおりです。

置き場所

胡蝶蘭は、風通しがよく明るい室内に置きましょう。亜熱帯原産の胡蝶蘭にとって、屋外の暑さ・寒さは相応しくありません。気温が高すぎても低すぎてもダメージを与えてしまうため、室内で直射日光をあてずに育てることがポイントです。なお、エアコンや扇風機の風が直接あたると、胡蝶蘭が乾燥しすぎてしまうので注意してください。

水やり

胡蝶蘭は、頻繁に水やりする必要はありません。水やりをしすぎると、根が傷んでしまうためです。鉢の表面が乾いたら、コップ1杯程度の水を与えてください。

温度管理

胡蝶蘭は暖かい環境で育てる必要があるため、冬のあいだでも15度は保つようにしましょう。ただし、ストーブなど暖房器具の近くに置きすぎると、乾燥しすぎて傷んでしまいます。温度管理とともに、湿度も50%〜70%は保てる環境にしてください。

肥料

胡蝶蘭はもともと少ない養分で育つ植物なので、必ずしも肥料を与えなくても元気に育ちます。胡蝶蘭の株が弱っている状態で肥料を与えてしまうと、株を弱らせる原因になるため注意してください。
仮に肥料を与える場合は、胡蝶蘭の生育期である5月〜9月の花が咲いていないタイミングで与えます。花が咲いている間に肥料を与えると花が落ちてしまうことがあるので注意しましょう。

植え替え方法

ギフト用の胡蝶蘭の鉢には、通常は複数本が植わっています。これらを1本ずつ植え替えることで、育てやすくなるためオススメです。花が咲き終わったら、根元に近い部分で茎を切り、株を休ませます。茎を根元から5cm程度の場所で切っておくと株に栄養が集まるため、翌年以降も花を咲かせる可能性が高いです。なお、茎を切るハサミは病気を防ぐために消毒してから使いましょう。
根が元気な株は根鉢を崩さず、ポットから株を抜きとって一回り大きなポットに植え替えます。根腐れしている場合や株に元気がない場合は、傷んでいる部分を切除してあげてください。元気な株だけを植え替えることがポイントです。

8. ミディ胡蝶蘭の購入は種類が豊富な「らんや」がおすすめ

ミディ胡蝶蘭はラインナップが豊富なため、さまざまな贈答シーンにオススメです。一般的
な花屋さんでは置いてある種類が少ないので、ネット通販で探してみるといいでしょう。
胡蝶蘭専門店「らんや」では、ミディ胡蝶蘭を豊富にラインナップしています。全国発送（一部地域を除く）も可能なため、遠くに住む方へのギフトとしてもオススメです。色や大きさ、価格もさまざまに用意していますので、ぜひ一度ご覧ください。
胡蝶蘭専門店【らんや】