胡蝶蘭とは?胡蝶蘭の基本情報をご紹介!|【らんや小石川店】胡蝶蘭専門店

開店祝い・開業祝い・就任祝いなどお祝いの花として人気の胡蝶蘭。では、胡蝶蘭とはどんな花なのか?どんな特徴があるのか?しっかり胡蝶蘭のことを理解して贈ることで相手の門出をお祝いしましょう !



目次

  • 1. 胡蝶蘭の基本データ
  • 2. 胡蝶蘭の歴史
  • 3. 胡蝶蘭の特徴
  • 4. 胡蝶蘭の種類
  • 5. まとめ

胡蝶蘭の基本データ

胡蝶蘭の写真

・植物名:胡蝶蘭
・科名/属名:ラン科/コチョウラン属(ファレノプシス属)
・原産地:台湾南部、東南アジア、ヒマラヤ、インド、オーストラリア北部など年間を通して温かい熱帯地域
・開花時期:4~5月頃(温室栽培により1年中、開花が可能



胡蝶蘭の歴史

胡蝶蘭の写真

胡蝶蘭はもともと東南アジアの熱帯ジャングルで発見されたファレノプシスを品種改良して栽培された花で、日本では明治時代に伝来し、まるで蝶のような美しい花の姿から「胡蝶蘭」と呼ばれるようになりました。

今でこそ栽培技術の発展により胡蝶蘭の開花時期は1年中ですが、当時は栽培環境が整っておらず、胡蝶蘭を扱う農家も少なかったそうです。なので、希少価値が高く富裕層の嗜好品とされていました。



胡蝶蘭の特徴

寿命が長い

胡蝶蘭の写真

通常のお花の寿命が2週間ほどなのに対し、胡蝶蘭の寿命は1ヶ月~3ヶ月と花もちがとても良いです。また、胡蝶蘭は花びらが散ってしまっても、枯れたわけではありません。
一般的に販売されている鉢植えの場合には、購入後10年ほどというのが目安です。ただし、生育環境を整えながら上手に育てることで、さらに長く楽しむことができます。


栽培に手間がかからない

胡蝶蘭の写真

胡蝶蘭の栽培にはあまり手間がかかりません。
普通の花とは違い、花びらの奥に花粉がついているので、花粉が落ちることはほとんどございません。
また、胡蝶蘭は日当たりが良く、風通しも良い場所で育てることであとは放置して見守るくらいで大丈夫です。肥料はいらず、水やりも1週間に1度で十分なので、栽培に手間がかからないという特長があります。


胡蝶蘭の種類(大きさ)

胡蝶蘭は花の大きさで呼び方が変わり、花のサイズが大きい順に「大輪」「中輪」「ミディ」でございます。


胡蝶蘭の写真

【大輪】 大輪とは、お花の大きさが約13cm~15cm以上の胡蝶蘭のことです。一般的によく目にする胡蝶蘭は大輪が多いと思います。花びらだけでなく、茎や株のサイズも大きく、3本立てのものだと高さが約70~80cm前後となります。
胡蝶蘭の中でもっとも大きな種類の大輪は、見映えが良く華麗で圧巻の存在感が魅力です。開店祝いや開業祝いなど法人向けに送るお花として大変人気の種類です。


胡蝶蘭の写真

【中輪】 中輪は、お花の大きさが約6~12cm程度の胡蝶蘭のことです。高さは3本立てで約50~60cm程度となります。中輪の胡蝶蘭は大輪よりもサイズが小さいのが特徴です。

狭いスペースにも飾ることができるため、小規模な事務所の移転祝いや小さな飲食店の開店祝いなどにもおすすめです。また、お誕生日祝いや敬老の日、還暦祝いなど個人向けのギフトとして人気がございます。


胡蝶蘭の写真

【ミディ】 ミディの胡蝶蘭は、お花の大きさが約3~5cm程度と小さいのが特徴です。草丈の短いので、オフィスの机やご自宅のテーブルなどに気軽に飾ることができます。
全体のサイズが中輪より更にコンパクトなので、お友達の誕生日祝いやちょっとしたお祝いなどカジュアルなプレゼントに最適です。
ただし、ミディの胡蝶蘭はくだけた印象を相手に与えるため、法人向けのフラワーギフトには大輪か中輪の胡蝶蘭がおすすめです。



まとめ

胡蝶蘭の写真

胡蝶蘭の基本データ、歴史、特徴、種類をご紹介いたしました。胡蝶蘭のことを少しでも知っていただけたでしょうか?
黒臼洋蘭園のオンラインショップでは様々なお祝いシーンに合わせた胡蝶蘭を紹介しております。
是非、ご閲覧ください!



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■園主紹介

有限会社黒臼洋蘭園 代表取締役社長 黒臼秀之

胡蝶蘭一筋39年以上。 世界屈指の胡蝶蘭専門家として、多数のメディア出演を果たす。 日本最大級の胡蝶蘭専門農園を経営しており、栽培している胡蝶蘭は農林水産大臣賞をはじめとする多数の表彰を受ける。 近年では胡蝶蘭文化の浸透の為、SNSを積極的に活用し、胡蝶蘭の栽培方法などを発信している。