胡蝶蘭を安く購入する方法は?安く買う場合の注意点も

贈り物に選ばれることが多い胡蝶蘭ですが、価格帯が少し高めだと感じている方もいるのではないでしょうか。1本立ちの胡蝶蘭でも1万円、7本立ちの胡蝶蘭ともなると特注で10万円になることもあります。この記事では、そんな胡蝶蘭を安く購入する方法と、安く買う場合の注意点を紹介します。



目次

  • 1. 胡蝶蘭が高値で販売されている理由とは?
  • 1-1. 栽培期間が長い
  • 1-2. 生育環境の維持費が高い
  • 1-3. 生育や管理に技術を要する
  • 1-4. 輸送コストが高い
  • 2. 安い胡蝶蘭は品質が悪い?
  • 3. 胡蝶蘭を安く購入する方法
  • 3-1. 定番のカラーを選ぶ
  • 3-2. ネット通販で購入する
  • 3-3. 直接仕入れ店舗や生産者から購入する
  • 3-4. アウトレット商品を購入する
  • 3-5. サイズダウンの選択をする
  • 4. 安い胡蝶蘭を購入する場合の注意点
  • 4-1. 口コミをチェックしてから買う
  • 4-2. 別途費用がかからないかを確認する
  • 5. 胡蝶蘭の購入は「らんや」がおすすめ

1. 胡蝶蘭が高値で販売されている理由とは?

そもそも、なぜ胡蝶蘭は高値で販売されているのでしょうか。その理由は、次の4点です。

●栽培期間が長い
●生育環境の維持費が高い
●生育や管理に技術を要する
●輸送コストが高い

それぞれの理由を解説します。

栽培期間が長い

胡蝶蘭の写真

胡蝶蘭が花を咲かせて贈答用に流通するまでには、4年以上の歳月がかかります。そのあいだのコスト(光熱費や人件費など)が価格に反映されることが、胡蝶蘭が一般的なお花より高値で取引される理由のひとつです。


生育環境の維持費が高い

生育環境の維持費が高い

栽培期間が長い胡蝶蘭ですが、その間の生育環境の維持費が高いことも特徴です。胡蝶蘭は東南アジア原産の植物のため、日本の気候には馴染みません。そのため、ビニールハウスの中の温度を15℃から28℃に、夜間は湿度を70%から80%に保って生育します。また、胡蝶蘭は直射日光にも弱いため、日差しに応じて遮光する装置も必要です。空調・遮光の維持費として、光熱費は月に500万円以上になることもいわれています。


生育や管理に技術を要する

流通価格が高い一因

胡蝶蘭は生育や管理に技術を要する植物であることも、流通価格が高い一因です。まず、胡蝶蘭は発芽させることが難しく、無菌環境に整えたフラスコ内で人工的に発芽させなければなりません。
その後、苗になった胡蝶蘭はビニールハウスに導入されますが、繊細な茎を傷つけないように支柱を立てたり、立数(ひとつの鉢に植えられる胡蝶蘭の本数)に応じてそれぞれの胡蝶蘭の茎をバランスよく生育させたり、贈答用として育てるためには相応の技術が求められます。
発芽から贈答用としての生育までプロの技術者の手が必要なことも、胡蝶蘭の流通価格が高い理由のひとつです。


輸送コストが高い

輸送コスト

胡蝶蘭は通常の宅配便では送れないため、輸送コストも高いです。胡蝶蘭は生き物ですから、適切に梱包しないと輸送中に枯れたり折れたりしてしまいます。綺麗な状態で配送するためにはそれなりの技術と資材が必要なため、流通価格も高くなるのです。



2. 安い胡蝶蘭は品質が悪い?

ここまで、胡蝶蘭が高値で流通している理由を紹介しました。しかし、中にはお手頃価格で販売されている胡蝶蘭もあります。そのような安い胡蝶蘭は、品質が悪いのでしょうか。結論としては、価格が安いからといって、品質が悪いとは限りません。たとえばネット通販で直送している胡蝶蘭専門店は、業務を効率化することでコストを削減し、適正価格で胡蝶蘭を販売しています。
安さだけで胡蝶蘭を選ぶと粗悪品が届く可能性もあるので、 なるべく胡蝶蘭を専門に取り扱っているお店から購入するといいでしょう。



3. 胡蝶蘭を安く購入する方法

胡蝶蘭を安く購入したい場合は、次の5つのポイントを意識してみてください。

●定番のカラーを選ぶ
●ネット通販で購入する
●直接仕入れ店舗や生産者から購入する
●アウトレット商品を購入する
●サイズダウンの選択をする

それぞれの詳細は次の通りです。



定番のカラーを選ぶ

定番カラー

定番カラーの胡蝶蘭を選ぶと、珍しい色の胡蝶蘭よりは価格を抑えられます。胡蝶蘭の定番カラーは白やピンクなので、どちらかを選ぶといいでしょう。また、これらの色は好みに左右されないため、贈り物としても最適です。(弔事の場合は白い胡蝶蘭のみが適しています)


ネット通販で購入する

ネット通販

ネット通販で購入すると、店舗で購入するより安い場合もあります。ネット通販の場合は店舗がないため、その分コストダウンされていることがあるためです。ただし、ネット通販だと商品現物を確認できないため、胡蝶蘭専門店が運営しているなど信頼できるショップから購入するようにしましょう。


直接仕入れ店舗や生産者から購入する

直接仕入れ店舗

直接仕入れ店舗や生産者から購入することも、胡蝶蘭を安く購入する方法です。中間業者のマージンが入らないため、その分のコストを削減できます。なお、らんやの胡蝶蘭は農園直送です。そのため、価格面だけではなく、鮮度が良く花持ちが良いというメリットもあります。


アウトレット商品を購入する

アウトレット

アウトレットの胡蝶蘭を探してもいいでしょう。アウトレット商品は花並びが正常でなかったり小さな傷がついていたりする胡蝶蘭ですが、花持ちには問題ありません。ただし、贈答品として贈る場合、アウトレット胡蝶蘭は適していないため気をつけましょう。


サイズダウンの選択をする

サイズ

贈答用の予算が決められている場合は、胡蝶蘭のサイズや本数を抑えることも検討してみてください。たとえば、大輪胡蝶蘭よりは、中輪胡蝶蘭のほうが安いです。また、胡蝶蘭の本数や輪数を減らせば、その分価格は安くなります。 さらに、同じ立数でも、花の輪数が変わると価格も変わります。らんやではさまざまな規格の胡蝶蘭をラインナップしているので、ぜひ商品ページをご覧ください。



4. 安い胡蝶蘭を購入する場合の注意点

安い胡蝶蘭を購入する場合、粗悪品を避けるために次の2点に気をつけましょう。

●口コミをチェックしてから買う
●別途費用がかからないかを確認する

それぞれの詳細は次の通りです。


口コミをチェックしてから買う

胡蝶蘭の写真

相場よりも安く胡蝶蘭を販売している場合、口コミをチェックしてから買ったほうが安心です。価格だけ安く、商品品質が悪い場合には、悪い口コミが書かれているかもしれません。胡蝶蘭の状態はもちろん、梱包状態や配送までの日数についても口コミで調べると、粗悪品を回避できます。
「らんや」の商品ページにはお客様からの声も掲載されているので、ぜひ参考にしてください。


別途費用がかからないかを確認する

送料

表示されている価格に送料が含まれているかも確認してみてください。あまりに安い価格の胡蝶蘭は、送料やラッピング・立札の代金を別途請求される場合もあります。全てまとめると通常の胡蝶蘭と同じくらいの価格になってしまうかもしれません。最終的な価格がいくらになるのか、必ず確認しましょう。
らんやの商品価格は、送料(遠方は別途かかります)・ラッピング・立札の金額が含まれた価格表示となっております。店舗にて購入してお持ち帰りされる方は、さらにお得なお持ち帰り割引もございます。



5. 胡蝶蘭の購入は「らんや」がおすすめ

胡蝶蘭の写真

らんやは胡蝶蘭生産者直営店舗です。胡蝶蘭は贈答品として最適なため、1年を通じて安定した生産が出来るように温室の温度管理を徹底し常に良質な胡蝶蘭をお贈りできるようにしております。 胡蝶蘭は一般的なお花より生育管理に手間や技術が必要なため高額な商品となりますが、1.2ヶ月と長くお花を楽しめることから人気の高い商品です。 安い胡蝶蘭が必ずしも悪い品質とは限りませんが、購入前に口コミを確認するなど、粗悪品を買ってしまわないよう気をつけましょう。

胡蝶蘭専門店「らんや」では、予算別に胡蝶蘭をご案内しております。予算から選ぶページでは5千円未満から5万円以上まで幅広い価格帯をラインナップしていますので、予算にあった胡蝶蘭をお探しいただけます。
また、「らんや」のサービス詳細はこちらのページをご覧ください。




お祝い胡蝶蘭の「人気ランキング」

【厳選】 白大輪胡蝶蘭オレアル3本立ち 45輪程度/オレアル3F/P1361

商品詳細を見る

白大輪胡蝶蘭3本立42輪程度(つぼみ数含む) /白3F7L/P1018

商品詳細を見る

白大輪胡蝶蘭3本立ち30輪程度(つぼみ数含む) /白3F4L/P1015

商品詳細を見る
おすすめの商品をもっと見る

■園主紹介

有限会社黒臼洋蘭園 代表取締役社長 黒臼秀之

胡蝶蘭一筋39年以上。 世界屈指の胡蝶蘭専門家として、多数のメディア出演を果たす。 日本最大級の胡蝶蘭専門農園を経営しており、栽培している胡蝶蘭は農林水産大臣賞をはじめとする多数の表彰を受ける。 近年では胡蝶蘭文化の浸透の為、SNSを積極的に活用し、胡蝶蘭の栽培方法などを発信している。